サーキュレーターのケースごとの効率的な使い方を徹底解説
サーキュレーターは使い方を工夫することで、夏でも冬でも使える便利な家電です。
しかし、目的に応じた使い方がわからないという方もいるでしょう。また、使い方によっては逆効果となることもあるので注意が必要です。
そこで本記事では、サーキュレーターのケースごとの正しい使い方と選び方をわかりやすく紹介します。
目次
サーキュレーターのケースごとの正しい使い方
サーキュレーターは目的に合わせて、設置場所や送風方向を変えることが使い方のポイントです。
この章ではサーキュレーターを利用する機会の多い、以下の6つのケースについて解説します。
・冷房と併用するとき
・暖房と併用するとき
・部屋の空気を循環させるとき
・換気するとき
・洗濯物を乾かすとき
・加湿器と併用するとき
正しい使い方をするために、各ケースのサーキュレーターを置く位置や送風方向を押さえましょう。
冷房の効果を高める使い方
冷房と併用する場合は、冷房で冷えている床にサーキュレーターを置き、冷房と反対方向に向かって床と水平に送風します。
冷たい空気は下にたまる性質があるため、サーキュレーターを床に置くことで冷たい空気を効率的に循環できるためです。また床面と水平に送風することで、上にある暖かい空気が下に降りてこないようにします。
この方法を応用することで、冷房のついた部屋からついていない部屋に冷たい空気を送ることも可能です。
暖房の効果を高める使い方
暖房と併用する場合は、部屋の中央にサーキュレーターを置き、真上の天井に向かって送風します。
暖かい空気は天井付近にたまるため、下から送風することで、暖かい空気を部屋全体に循環できるためです。また部屋の中央にサーキュレーターを置くことで、中央から外側に向かって対流が発生し、効果的に空気を循環できます。
このように暖房と併用する際のコツは、天井付近の暖かい空気を下に動かすことを意識すると良いでしょう。
エアコンなしの部屋の空気を循環させる使い方
エアコンなしの部屋の場合、部屋の隅にサーキュレーターを置き、対角線上の天井に向かって送風します。部屋全体に空気の流れを作ることで、効率的に部屋の空気を循環できるためです。
また冷房を使うほどでもないとき、この使い方により快適に過ごせる場合もあります。冷房を使わずに済むことで電気代の節約にもなります。ほかに花粉の季節などで、換気できないときにもおすすめの方法です。
換気の効率を高める使い方
部屋の換気をしたい場合は、開けた窓の近くの床にサーキュレーターを置き、部屋の中から外に向かって送風します。
サーキュレーターにより強制的に部屋内部の空気を外に排出することで、外の空気が中に入ってくるためです。ただし、窓から離れた場所から送風しても風力が弱くなり、効果も弱くなります。
そのため換気の際のポイントは、窓のそばの床に置き強風で使用することです。
洗濯物を乾かすときの使い方
サーキュレーターは洗濯物を早く乾かすためにも使えます。洗濯物を乾かす場合は、干した洗濯物の近くにサーキュレーターを置き、首振り機能を使って全体に送風します。洗濯物に風をあて、周囲の湿った空気を交換することで乾きやすくなるためです。
さらに効率を高めたい場合は、除湿器との併用をおすすめします。
除湿器を併用することで、洗濯物の周囲に常に乾いた風を送れるためです。除湿器がない場合は、窓を開けて洗濯物の湿気を外に排出する方法もあります。
加湿器の効果を高める使い方
乾燥が気になる季節は、加湿器との併用がおすすめです。加湿器からの湿度の高い空気をサーキュレーターで拡散することで、部屋全体の湿度が高くなるためです。この場合のサーキュレーターの使い方は、加湿器の隣に置き、斜め上に向けて送風します。
サーキュレーターを選ぶ際のポイント
サーキュレーターの効果を高めるには、購入する機種の選び方もポイントです。ここでは選び方の6つのポイントを紹介します。
パワー
サーキュレーターを選ぶ際のポイントは、パワー、つまり風の強さです。 風が弱いと部屋全体の空気を循環できず、サーキュレーターの効果を十分に得られないためです。パワーを確認する際は、「適応畳数」や「風の到達距離」などを参考にしてください。 ただしパワーばかりを優先させるとサイズが大きくなったり、騒音が大きくなったりするので、他の選び方のポイントとのバランスが重要です。
静音性能
静音性能は、長時間利用することの多いサーキュレーターをストレスなく使うために重要なポイントです。 サーキュレーターの静音性能は、稼働音から判断します。稼働音はdB(デシベル)で表記され、数値が小さいほど静音性能が高くなります。静音性能を重視する場合は、40dB以下を目安にしましょう。 また仕事中や睡眠時にも使用したい方には、30dB以下の静音モードを搭載している機種がおすすめです。
サイズ
サーキュレーターを選ぶ際はサイズを確認しましょう。 サーキュレーターの正しい使い方には、目的に応じて設置場所を変更する必要があります。しかし、サイズが大きいと持ち運びがしにくく、簡単に場所を変えられないためです。 またコンパクトサイズのサーキュレーターには、部屋を圧迫せず、邪魔になりにくいメリットもあります。
デザイン
サーキュレーターのなかには、デザイン性に優れたおしゃれな機種もあります。例えば木目調の外観やレトロなデザイン、豊富なカラーバリエーションなどです。インテリアにこだわりたい方は、部屋の雰囲気に合わせるためにデザイン性を重視して選ぶのも1つの方法です。
首振り機能
サーキュレーターにあると便利な機能は首振り機能です。 首振り機能があると扇風機代わりとして利用できたり、洗濯物を乾かしたりするときに役立ちます。 首振り機能以外にもタイマー機能や音声操作機能など、利便性に優れた機能があります。このような機能性を重視するのも選び方のポイントです。
携帯性
携帯性に優れたサーキュレーターは、目的に応じて設置場所をらくに変更できます。そのため選ぶ際は、サイズや重量から持ち運びやすいかを判断しましょう。 またバッテリー内蔵タイプかどうかも携帯性に影響します。バッテリー内蔵タイプであれば、電源を確保できない場所でも使用できるためです。例えば暑いときに、どこでも扇風機代わりとして使えるのは便利でしょう。さらにバッテリー内蔵タイプは、アウトドアなどのレジャーでも重宝します。
おすすめはSwitchBotスマートサーキュレーター
サーキュレーターの正しい使い方には、目的に応じて設置場所や送風方向を変更することがポイントです。そのためには、購入する際の機種選びも重要になります。 そこで、さまざまな使い方に対応できる機種として、SwitchBotスマートサーキュレーターをおすすめします。
また別売りのSwitchBotハブ2を使用することで、温湿度をもとにした自動操作もできます。例えば、部屋の温度に合わせて自動でエアコンとサーキュレーターを起動させたり、湿度が下がるとスマート加湿器とサーキュレーターを自動で起動させたりできます。
サーキュレーターで生活を快適にしたい方は、SwitchBotスマートサーキュレーターを検討してみてください。