除湿と冷房の電気代はどっちが安い?エアコンの電気代を節約する方法も解説

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May 22, 2024

梅雨の時期や夏場にエアコンを使うとき、除湿と冷房のどちらが電気代を節約できるのか気にしている人も多いでしょう。また、エアコンの電気代を節約する方法を知りたい人もいるはずです。

この記事では、除湿と冷房の電気代を比較しています。電気代が高くなりやすい条件や節約方法も解説しているので、梅雨や夏場の電気代を節約する参考にしてみてください。

除湿と冷房の電気代はどっちが安い?

目次

1、エアコンの除湿と冷房の違い

  • 冷房は外部から取り込んだ空気を冷まして送風する
  • 除湿は空気の冷まし方が3種類に分かれる

2、エアコンの除湿と冷房の電気代を比較

  • 1時間当たりの電気代
  • 1ヶ月つけっぱなしの電気代

3、エアコンの電気代が高くなりやすい条件

4、エアコンの除湿と冷房の電気代を節約する方法

最後に

1、エアコンの除湿と冷房の違い

まずはエアコンに搭載されている除湿と冷房の違いから解説します。 どちらも部屋を冷ますだけの機能だと思われがちですが、実際には目的や用途が違います。今までよくわからずに使っていた人は、使い分けの参考にしてみてください。

冷房は外部から取り込んだ空気を冷まして送風する

冷房は、外部から取り込んだ空気をエアコン内で冷まして室内に送風する機能です。空気自体を冷ますため、室内の温度を下げたい場合に利用できます。

例えば、室温が高く汗をかいている場合や、暑さのせいで大量不良を起こしてしまいそうな状態なら、冷房を起動するのが良いでしょう。

除湿は空気の冷まし方が3種類に分かれる

除湿は、室内の空気中にある水分を取り込んで屋外に追い出す機能です。エアコンの製品にもよりますが、次の3種類の除湿方法を利用できます。

除湿の種類除湿の効果消費電力
弱冷房除湿除湿機能と冷房機能をまとめて行う
再熱除湿室内の温度を下げることなく除湿できる
ハイブリッド除湿室内機の中で空気を冷却して部屋の空気と混ぜて送風する

上記3つの除湿方法は、どれも室内の湿度を下げるという目的で利用できます。一般的なエアコンでは、弱冷房除湿が採用されており、少ない電力でジメジメとした空気を改善できるのが特徴です。

2、エアコンの除湿と冷房の電気代を比較

梅雨の時期や夏場に利用する除湿と冷房は、それぞれ稼働する際の電気代が異なります。参考として1時間当たりの電気代、1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代を整理しました。

1時間当たりの電気代

まず、全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電気代の目安単価は31円/kWhだと言われています。この単価をベースとして、除湿と冷房の使用電力と1時間当たりの電気代を以下にまとめました。

-単価1時間当たりの消費電力(目安)1時間当たりの電気代
除湿除湿機能と冷房機能をまとめて行う0.4~0.5kW
12.4~15.5円/h
冷房室内の温度を下げることなく除湿できる0.7kW
21.7円/h

※消費電力はエアコンの製品ごとに違います

上表より除湿と冷房の電気代を比べると、冷房のほうが高くなりやすいのが特徴です。空気を冷やすための電力を消費するので、どうしても除湿より高額になります。

1ヶ月つけっぱなしの電気代

前項で計算した1時間当たりの電気代を参考に、1ヶ月つけっぱなしにしたときの電気代の計算を以下にまとめました。

【1ヶ月を時間に換算した場合】
24時間×30日=720時間

【1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代】

  • 除湿:720時間×12.4~15.5円/h=8,928~11,160円
  • 冷房:720時間×21.7円/h=15,624円

以上より、エアコンの電気代だけで1万円程度の費用がかかるため、毎月の電気代が大幅に変化することに注意しなければなりません。近年では消費電力量に応じて再エネ賦課金と呼ばれる実質的な税金もかけられているので、使えば使うほど電気代が高額になることに気を付けてください。

3、エアコンの電気代が高くなりやすい条件

エアコンは使えば使うほど電気代が高くなりますが、ほかにも利用する環境によって高くなりやすい条件があります。例えば、次のような状態で除湿・冷房を使うと電気代が高くなりやすいので注意が必要です。

【除湿の電気代が高くなりやすい条件】

  • 除湿:720時間×12.4~15.5円/h=8,928~11,160円
  • 冷房:720時間×21.7円/h=15,624円

【冷房の電気代が高くなりやすい条件】

  • 冷房の設定温度を低くしすぎている
  • 湿気が多い状況で冷房を起動している
  • 風力を強にしている

まず除湿と冷房は、適した環境下で利用するために設けられた機能ですので、湿気が少ないときに除湿、湿気が多いときに冷房というように、間違った使い方をすると電力消費量が増えて電気代が高くなりがちです。

また、設定温度をむやみに低くした場合にも消費電力が増えて電気代が高くなってしまいます。夏場に快適に過ごせる温度は25~28℃程度、湿度は45~60%程度だと言われているので「寒いくらいが好きだから」といった理由で設定温度を低くしすぎるのはNGだと覚えておきましょう。

室温と設定温度の差で決まる

除湿と冷房の電気代は、室温と設定温度の差によって変化しやすいと覚えておきましょう。

例えば、現在の気温が35℃であった場合、適温である28℃まで下げるために冷房を付けると、7℃分の空気を冷やさなければなりません。対して、設定温度を20℃すると、15℃分の空気を冷ます必要があります。

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また温度を下げる幅が広いほど、エアコンの稼働スピードが変化することにも着目すべきです。人間がうちわを使って風を送るとき、涼しくなるためには高速で手を動かす必要がありますが、その分だけ疲れた経験がある人も多いでしょう。同様にエアコンも強い風・冷たい風を送るために電力を消費するのです。

つまり、エアコンを忙しく稼働させる時間が長い分、通常よりも電気代が高くなりやすいと言われています。なかでも、むやみに設定温度を低くしすぎた場合には、家計に大きなダメージが加わりやすいので注意してください。

4、エアコンの除湿と冷房の電気代を節約する方法

毎年電気代が高額になるため、この機会にエアコンの電気代を下げたいと考える方も多いでしょう。参考として、除湿と冷房の電気代を節約する方法を2つ紹介します。

快適な温度・湿度を保つ

エアコンの電気代を節約したいなら、設定温度を以下の値に調整してください。

・温度:25~28℃程度
・湿度:45~60%程度

一見すると温度・湿度が高すぎるように感じますが、上記の温度に合わせるだけで汗をかかない快適な環境を維持できます。むやみに温度を下げてしまうと、その分だけ電力消費量が増えて電気代が高くなりやすいので、適温・適湿にあわせて梅雨や夏を乗り切りましょう。

また、適温・適湿を設定しておけば、冷房や除湿の影響による体調不良を起こしにくくなります。冷たい風を浴びすぎると風邪を引いたり、熱中症のリスクが高まったりするので、なるべく温度・湿度を下げすぎないように気を付けてください。

むやみにエアコンを起動しない

エアコンは使えば使うほど電気代がかかるため「必要なときだけ使う」という習慣をつくりましょう。例えば、次のような場合がエアコンをON・OFFすべきタイミングです。

・温度や湿度が高い場合
・エアコンを切ったときに寝苦しさを感じる場合
・温度・湿度が快適になった場合

とはいえ、何度もON・OFFを繰り返すのは面倒でしょう。そこでおすすめなのが、スマート家電を導入して、室内の温度湿度を一定に保つ方法です。

例えばSwitchBotが提供している「温湿度計プラス」「ハブミニ」を購入すれば、エアコンのON・OFFを自動化できます。温湿度計プラスが検知した温度・湿度に合わせてエアコンが動くように設定できるので、必要なときだけ稼働させるといった仕組みを作り出せます。

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必要最小限の電力消費量だけで快適な環境を維持できるため、電気代の節約をしたい人におすすめです。

最後に

除湿と冷房の電気代を比較した場合、冷房のほうが若干高額になりやすいです。ですが、どちらの機能についても、つけっぱなしにすると月1万円以上かかるケースも少なくありません。

もし電力消費量を必要最小限に抑えたいなら、SwitchBotの「温湿度計プラス」「ハブミニ」を活用して、エアコン自動化を実施してみてください。必要なときだけエアコンを稼働させられるので、梅雨や夏場のみならず1年を通した電気代節約で効果を発揮します。

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